KOENBENCH GREENSについて。
GREENSを運営する葉豆瑠農園株式会社は、岡山県前島でのコーヒー豆の栽培実験に取り組んでいます。昨年は農地を増やし、果樹と根菜の共通点に着目し、栽培技術向上のため野菜の栽培にも着手しました。
また、一昨年6月からネパールの生活向上支援をスタートし、昨年ネパールのコーヒー豆の取り扱いが始まりました。ここではコーヒー農家さんとの素敵な出会いがありました。
ネパール、ラマ・オーガニック農園の園主、ビルドス・ラマさんが自ら焼いてくれた豆。その時使ったアルミ製の器はネパールの家庭で一般的なポップコーン用の深鍋でした。カセットガスコンロにかけ、割った竹をくくった束でかき混ぜます。農園主が自ら栽培・収穫した豆を焙煎してくれている。目の前で展開されているのはそんな特別な出来事でした。家庭に普通にある道具で必要な分だけ焼く。そのスタイル・手軽さにまず興味を持ったんです。自宅でもキャンプ地でもいけるんじゃないかと。
持っているギアでベストの焙煎を探る。探求。
アルミ製の深鍋は自分用に1つネパールで買ってきました。TOP画像の黄色いキャップのジャーに入った豆はビルドスさん本人がひたすら黙々と20分くらいかけて焼いてくれた、特別な豆です。なかなか飲めないですよね、貴重で。だからまだ持ち歩いています。ビルドスさんが丹精込めて栽培する豆、ネパール、ラマ・オーガニック農園の豆を、本体の平林金属が輸入しました。今、うちで扱っています。
ネパールのドリップパック製品は、グループ会社のたからさがし株式会社が行う就業継続支援A型でその加工を受けていきます。御津第二倉庫にてまずはパッケージの箱詰めを開始しました。日本にも、働く能力があるにも関わらず、職に就ける機会に恵まれない人がたくさんいることを知りました。あたりまえの世の中に近づくための1つとして。
まだ先になりますが、前島とネパールの豆でブレンドをつくり、たからさがしで加工ができれば最高ですね。ーKOENBENCH GREENS 2024.01.04ー