平林金属との取り組み。

今年、ビルドスさんの農園で作ったパーチメント850kgを生豆500kgにして、全部を平林金属が引き受けました。

そのことにより、働き手30人(常時ではなく作付が終わった後の土の掘り返しや苗木の株分けする時、また収穫時だけなどの日雇いスタッフも含む)、その家族を入れて約150人に作業に応じた収入機会が生まれます。彼らが育てた豆が増えていっても可能な限り平林金属が支えたいと伝えています。彼らにとって一番困るのは、売り先がないこと、買い叩かれることです。売り先が自分たちのことをきちんとよく理解してくれて、可能な限り買うと言ってくれている。それによって2年後3年後の苗の植え方に安心感が全然違ってくるし、質の高いものを作るモチベーションにつながりますよね。買ってくれると言われることは、事業をやるときに本当に始めやすい力になります。それを今やっています。

彼らは恩着せがましいことも言わないし、情けないことも言わないし、ちゃんと自分のことを理解しているし、何を期待されているかを知っていて、美味しいものを追求する姿勢を持っていて、もちろん無駄なお金だとか贅沢も言いません。

今回、水牛10頭分、一頭18万なので180万、経費を含めて250万円を送金しました。送金先はクンダンさんの農園。コーヒー豆の収穫が始まったばかりの、うちが力を入れている農園です。

現状、飼育している水牛は4頭です。舗装された道路を左折し、川沿いの素敵なデコボコ道を良い気分で30分くらい走ると農園への登り口に着きます。次回来ても見落としそうな入り口です。車で行けるのはここまで。農園は山の中腹にあり急な登り坂なんですが、途中にヤギがいっぱいいる場所があり、疲れが癒されてしまいます。第一農園が山の中腹にあって、クンダンさんの親戚がここ第一農園で暮らしています。ここだけじゃなくその上に第二農園を作ろうとしています。小さな子供は登れないくらいさらに急な山道になります。第一農園と第二農園の中間にウェットミルという施設を整備中なのですが、この場所はアムダマインズが以前、プロジェクトで給水施設をつくった場所になります。第二農園に小さな苗木(25cm)を1,500本植えています。大きくなると4トンくらい穫れる農園になります。あと3年で実現します。ビルドスさんとクンダンさんの農園、合わせて4.5トンをうちは下支えします。

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